【ネタバレ&ツッコミあり】英語吹替が豪華な「映画マイリトルポニー プリンセスの大冒険」の感想
映画 マイリトルポニー プリンセスの大冒険
製作国:アメリカ・カナダ
公開日:2017年9月24日(アメリカ)・2018年12月5日(日本では劇場公開はせずDVD発売という形で公開)
監督:メーガン・マッカーシー&リタ・シャオ
全米映画ランキング初登場4位
映画全米ランキング(2017年10月10日発表) by eiga.com
簡単なあらすじ
トワイライトがプリンセスになってから初めてのお祭りが開催される日、
突然エクストリアがテンペストシャドーに襲われる。
なんとか逃げ出したトワイライトは、ピンキーパイ、アップルジャック、
レインボーダッシュ、ラリティ、フラッターシャイと一緒にみんなを救うために旅へ出る。
予告
Lionsgate movie公式チャンネルより
キャスト
沢城みゆき / タラ・ストロング(トワイライトスパークル)
三森すずこ / アンドリア・リブマン(ピンキーパイ)
橘田いずみ / アシュリー・ボール(レインボーダッシュ)
徳井青空 / アシュリー・ボール(アップルジャック)
佐々木未来 / タバサ・セント・ジェルマン(ラリティ)
加藤英美里 / アンドリア・リブマン(フラッターシャイ)
くまいもとこ / キャシー・ウェーゼルク(スパイク)
小林沙苗 / エミリー・ブラント(テンペストシャドー)
小原雅人 / リーヴ・シュレイバー(ストームキング)
佐古真弓 / ゾーイ・サルダナ(セラーノ船長)
浪川大輔 / テイ・ディグス(キャパー)
潘めぐみ / クリスティン・チェノウェス(プリンセス・スカイスター)
品田美穂 / ウゾ・アドゥーバ(クイーン・ノヴォ)
岡井カツノリ / マイケル・ペーニャ(グラバー)
熊谷海麗 / シーア(ソングバード・セレナーデ)
※日本語吹き替え版の声優陣は「マイリトルポニー~ともだちは魔法~」
シーズン1・2に吹き替えを担当した声優陣です!!!(個人的に嬉しい)
映画マイリトルポニー プリンセスの大冒険の感想(ネタバレあります)
私がなぜこの映画を見ることになったのか・・・。
それは、わが子が現在「マイリトルポニー」にどっぷりハマっているから!
ハマるなら、サポートしようホトトギス・・・。が私の親としてのポリシーなので(?)
DVDを誕生日プレゼントとして購入し、一緒に見てみると・・・。
普通に楽しめた自分がいました(アニメシリーズも見てますしw)
もしかして子と一緒に私もハマってるんじゃないかな・・・w危険危険ww
目次
・英語版吹替が海外ドラマファンなら唸る面子。
・幼児にはとっても楽しめる映画。でも大人が見ると?
・友情のプリンセスなのにトワイライトがピリピリしている。
・ずばり、もっと戦闘シーンが欲しかった。
・オープニングもぜひもう少し長めに
・フラッターシャイが空気。キャラそれぞれの活躍の場を!
・TVシリーズの脇役をもっと!!(だな)
・大人向けなのか子供向けなのか
・英語版吹替が海外ドラマファンなら唸る面子。
・幼児にはとっても楽しめる映画。でも大人が見ると?
・友情のプリンセスなのにトワイライトがピリピリしている。
・ずばり、もっと戦闘シーンが欲しかった。
・オープニングもぜひもう少し長めに
・フラッターシャイが空気。キャラそれぞれの活躍の場を!
・TVシリーズの脇役をもっと!!(だな)
・大人向けなのか子供向けなのか
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英語版吹替が海外ドラマファンなら唸る面子
まず映画が終わってから流れるエンドロール(これも可愛らしいアニメ)を見てみると、
なんだいこれは!!!ゲスト出演者が豪華じゃないの(英語版)!!!
海外ドラマ&映画大好きな私にとって、静かに興奮してしまうほどの出演者。
今回の敵役、エミリー・ブラントはもちろんのこと、あのテイ・ディグスがいますよ!!!
映画ファンなら「シカゴ」の黒人ピアノマンでピンとくるはず!
海外ドラマファンにはやはり「アリーmy Love」のジャクソン・デューパー役でしょう!
本作でも素敵な歌声を披露してくれていますが、アリーでもセクシーな歌声を披露していましたね。
懐かしい・・・涙
私の記憶が確かならば、テイは俳優として活躍する前は、なんと東京ディズニーランドでキャストとして働いていたのですよ^^
テイ・ディグスス出演作品
そして、一度聴いたら忘れられない声をお持ちのクリスティン・チェノウェス
彼女も日本でもおなじみの海外ドラマに出演していますね。
いつどこで初めて見たのかわかりませんが、彼女のインパクトは抜群で、一度見たら忘れられません。
とてもキュートな女性なので明るいピンキーパイとの歌のシーンはとてもぴったりなのではないかなと思いました。
きっと収録中も楽しんでたんだろうな~と思います。
幼児にはとっても楽しめる映画。でも大人が見ると?
ありがたいことに、4歳児の我が子は大変気に入って何回も何回も繰り返し見てます。
オープニングから相当心を掴まれたようで、オープニングを何度も再生しては踊り狂ってました。
我が子は結構怖がりで、怖いシーンがちょっとでもあると見れないタイプ(プリキュアもそう)
でもこの映画の敵役も怖いのは見た目だけで、ちょっとおバカな設定の敵なので大丈夫だったようです。
(これは声優さんの力もある!感謝です)
なのでDVDパッケージの怖いルックスを乗り越えて再生できればこっちのもん(個人差あり)
子供にとっては楽しい映画ですし、もちろん親である私も楽しめました。
やっぱりポニーたちが可愛いんですよ~!
テレビシリーズとは違って、映画ではポニーたちのお目目までキラキラして予算が上がっているw
しかしやっぱり突っ込みをいれたくなってしまう部分もちらほらと・・・。
ってことで、我が子には言えませんが、
ここでひっそりと突っ込みをいくつかいれさせていただきたい・・・w
友情のプリンセスなのにトワイライトがピリピリしている
今回はトワイライトがプリンセスになって初めてのお祭りの日に敵に襲われちゃったわけで、
ただでさえお祭りでパニックになってるトワイライトの目の前で他のプリンセスが全員石にされちゃったりしてるので、トワイライトに余裕がない。
そのためトワイライトがかなり必死で余裕がない。。
必死なのはわかる・・・。
わかるよ・・・。しかしだな!
と、さすがに思ってしまったシーンはもちろん人魚になったとき。
My Little Pony The Movie公式インスタグラムから
まさか真珠を盗むとは・・・。
あの演出にはトワイライトファンもびっくり&ガッカリだったはず・・・。
いつもの仲間たちにまでイライラしてしまってる(ソニックレインブーム出したレインボウに怒ったのはおもしろかったけどw)
これならディスコードと闘ったときのほうがトワイライトらしく我慢強く戦ってたのでは・・・。
でも、飛行船から落ちながら、魔法で気球を作ったのはさすがでした!
街が襲われてプリンセス全員石にされたのを見てイライラするんじゃなく、
いつも通りパニックになって狂人トワイライトをスパイクとかがなだめる方向のほうがMLPっぽいのではw
それだと映画化にするにはパンチが弱いのかな~。。
やはり映画となると意外性で持っていきたいでしょうしね。。
でもやっぱびっくりしましたね。このシーンは。
夕飯作りながら見てたので「え!?トワイライトなにした!?え!?盗もうとした!?」
って夕飯作る手が止まってしまいましたもんw
ずばり、もっと戦闘シーンが欲しかった。
これです。
戦闘シーン、少なくないですか?
そう思ってしまうのは大人目線で見てるからなのかな・・。
最初にテンペストが街に来た時も、反撃したのプリンセスケイデンスだけ(反撃というかバリアで守ろうとしてくれた)
お姉さんのセレスティアは何もしないまま石
ルナ様は逃げきれず石
特に個人的に推しのルナ様には頑張っていただきたかった!!!!←
姉のセレスティアに助けを呼んで来いと言われて飛び立つのですが、
もっと・・・こう、、、反撃をおおおおおお
(というかルナ様が闘ってる姿が見たいだけ)
このシーンはやっぱ勿体なかった。あっけなかった。。
そして個人的に謎!って思ってしまったのが、トワイライトの身代わりになった?ダーピー。
直前に「トワイライト!」って叫んだのがレインボーだったので、レインボーがダーピーを投げたのかとwww
でも次のシーンではトワイライトとレインボーが一緒にいるので、きっと飛び込んでトワイライトを守ってくれたのがレインボーで、
ダーピーは後ろかどっかにいてテンペストの攻撃を受けちゃったのかな?
でも巻き戻ししてみると、攻撃を受ける直前のトワイライトの周辺にダーピーらしい子がいないんですよね・・・。
ここだけでももっと丁寧に描いて頂ければ、ちょっと泣ける演出になったかもな~って思うと、やっぱりもったいないな~と思ってしまう。。
(※かばったダーピーが石になった姿を見てレインボーがショックを受ける演出orレインボーがトワイライトを守るシーンをもっとゆっくりにするとか)
最初の戦闘シーンだけでなく、後半の戦闘シーンとなるケーキから飛び出してきたセラーノ船長たちの活躍をもっと・・・。
あんなに格好良くケーキから飛び出してきたんだよ?
もっと敵をボッコボコにして欲しかった。
アップルジャックはいつも通り縄で、フラッターシャイは彼女らしい闘い方、
それも良いけれど!!
やっぱり新キャラとポニーたちがタッグを組んで闘うのが見たかったな。
船の上ではレインボウが彼らを奮い立たせたのだから!
My Little Pony The Movie公式Instagramから
ぶっちゃけ戦闘シーンの見どころって、やっぱりピンキーなんだよな~www
プリキュアみたいにみんなでどんどんやっちゃって欲しいんだけどな~・・・。

オープニングもぜひもう少し長めに
戦闘シーンでも同じこと言ってますが、個人的に「えっ!これだけ!?もっと街を見せて」
と思ったのがオープニングのシーン。
ゴーゴーズのWe Got The Beatでノリノリに始まり、ペガサスたちが格好良く飛んでいく先はエクストリア。
このシーンは本当に映画が始まる高揚感もあり、本当にワクワクさせてくれる!
このオープニングだけで我が子に30回くらい巻き戻しをさせられた身から言うとですね・・・
オープニングもっと引っ張ってくれ!ww
巻き戻ししたくなるくらい幼児でも格好いいと思ったシーンなんだと思います。
もうちょっとエクストリアの街を見せてくれてもいい。
もしくはぺガサスたちが飛んでるシーンでもいい。
もっと見たかったよ~?私は~。
そしてなんでサントラにWe Got The Beat入ってないんだ~?w
わざわざ歌詞もMLP仕様になってたので絶対入ってると思ったのに入ってなかった。
ゴーゴーズの許可が下りなかったのだろうか?
これは本当に残念だった><
我が子にはオリジナルのWe Got The Beat聴かせたら
「これじゃない!」って言われるし・・・(小難しい幼児め)
でもサントラはかなりオススメです!
やはりMLP。ミュージカルシーンの楽曲が素晴らしい。
私はAmazon Music Unlimitedでこの映画のサントラとテレビシリーズのサントラをこどもと聞いてます。
Amazon Music unlimitedならMLPのサントラ聴き放題!
(配信が終了してる場合もございます)
フラッターシャイが空気。キャラそれぞれの活躍の場を!
TVシリーズでは結構いい味出してくれるフラッターシャイ。
今回の映画では残念ながら結構空気だったな。と個人的に思ってしまった・・・。
彼女らしいシーンは敵にセラピーを始めちゃう数秒だけのシーン。。
あのシーンは本当に彼女らしくて大好きだけど、あまりに短かった(伸ばす必要もないとは思うけど)
なのでもうちょっとセリフを増やしてもらえたらよかったな。
まあ、もともとシャイで地味なキャラ設定だけど、映画の中でもそれ貫き通されたら、、、
得にMLPなんて各キャラクターに推しが付くと思うので、それぞれのキャラクターがもっと個性や活躍を発揮できてればもっとよかったかな~。と思うけど、ここが映画化の難しいところでもあるのは事実。
ただでさえ人数が多いから、全員が全員見どころ作るとごちゃごちゃしてしまうものね。。
その点ラリティはうまく個性を発揮していましたね。
キャパーのボタンを直してあげるシーンでは、自分のファッションデザイナーとしての特性を出しただけじゃなく、
キャパーの気持ちまで変えた重要なシーンでもあった。
それだけにとどまらず、お得意の悲劇のヒロイン全開で疲れる姿や、
飛行船から落ちてる状況でも鏡に映る自分に見惚れるなど、今回の映画化では一番うまく立ち回っていたと思った。
TVシリーズの脇役をもっと!!(だな)
わかってる。わかってるよ。
あまりにテレビシリーズのキャラクターたちにセリフを付けちゃうとゴチャゴチャしちゃうのは・・・。
でもやっぱり!もっともっと出してほしかった!!
キューティーマーククルセイダーズ!!!
わかってる。奴らを出すとうるさくなってしまうのはw
でもやっぱりもうちょっとだけ映してほしかった。
セリフがなくても良いから、、もう少しだけ・・・。
(だなっ)
でも「あ!w」って嬉しくなっちゃう脇役が出てたのはよかった(写真家とか写真家とか写真家とか)
大人向けなのか子供向けなのか
ここまで色々と感想を言ってきたわけですが、
この映画を観てふと考えたのは
大人向けとして売り込みたいのか、それとも子供向けなのか
そう思ってしまったのは、あまりにエンディング曲が大人っぽかったから。
しっとりとした、心に何かが残るような素敵なエンディング曲で個人的に大好きになってしまったのだけど、
子供的にはどうなのかと、ちょっと思ってしまったんですね。
もちろんそれをカバーするためにも2曲目のエンディングは明るいダンスミュージックなのかもしれませんが。
マイリトルポニーは子供向け番組ですが、一緒に見てる親もハマるくらい大人が笑えるシーンがあるのが魅力のアニメでもあります。
これはもちろん理解してます。
でもなんかしっとりしすぎたかな?と個人的に思ってしまった。
でもこれはもしかしたらシーアの楽曲がよかったからなのか・・。
こういう風に色々考えてしまいながらも、やっぱり楽しめた「映画 マイリトルポニー」
もしかしたらこれこそがマイリトルポニーの魔法なのかもしれないな。
なんてね。
でもね、やっぱりね、
この映画の真の主役は
ピンキーパイでしょうwwwwwwww