【ボヘミアン・ラプソディ】フレディと猫との関係、部屋着は長襦袢!事実との相違点など、映画で気になったポイントをまとめてみました。
「映画 ボヘミアン・ラプソディ」の個人的に気になった点や事実との相違点をまとめてみました。
目次
・フレディとスマイルの出会い
・メアリー・オースティンとの出会い
・フレディはねこ大好き人間
・フレディの家には日本のものが溢れてた
・部屋着は着物の長襦袢。映画の着物は日本人ディーラーから仕入れていた
・女優、マレーネ・ディートリッヒのポスター
・ソロ活動に一番積極的だったのはロジャーだった?
・解散騒動について&ライブエイド直前のクイーンは日本公演を行っていた
・エイズ告白時期
・I Want To Break Freeはゲイのための歌ではない
・実際のアルバム制作の時系列
・フレディとスマイルの出会い
・メアリー・オースティンとの出会い
・フレディはねこ大好き人間
・フレディの家には日本のものが溢れてた
・部屋着は着物の長襦袢。映画の着物は日本人ディーラーから仕入れていた
・女優、マレーネ・ディートリッヒのポスター
・ソロ活動に一番積極的だったのはロジャーだった?
・解散騒動について&ライブエイド直前のクイーンは日本公演を行っていた
・エイズ告白時期
・I Want To Break Freeはゲイのための歌ではない
・実際のアルバム制作の時系列
フレディとスマイルの出会い
映画ではフレディが夜な夜な出かけてはスマイルのライブを見に行ってました。
軽く追っかけのような感じで。
そしてバンドメンバーのロジャーとブライアンを探し話しかけると
ちょうどボーカルが辞めたとのことで、フレディは自分自身を売り込みます。
しかし実際はロジャー、ブライアンはもともとフレディの友人だったようです。
厳密には、スマイルのヴォーカルだったティム・スタッフェルと同じ大学に通う友人でした。
1970年にフレディがスマイルに加入、4月にはバンド名を「クイーン」と改め、
翌年1971年2月にオーディションに受かったジョン・ディーコンが加入。
映画ではフレディとジョンが同時に加入といった感じで描かれていましたね。
というかジョンがもう既にシレーっといたんだよなw
個人的にはジョン・ディーコンのオーディション姿を映画で描いてほしかった><
受かった理由が「良い奴だから」ってのも描いてくれたら、ディーキーの可愛さが爆発するのに・・←
メアリー・オースティンとの出会い
映画ではフレディがスマイルのライブを見に来ていた会場で出会いますが、
実際はなんとブライアンの紹介で出会ったようです。
というかメアリーはなんとブライアンの元カノ!!!
後日、フレディから「メアリーをデートに誘ってもいいか」と聞かれてオッケーしたそうw
う~ん、メアリー、クイーンのメンバー2人に言い寄られるとかどんだけいい女なんだよ・・・
私ならロジャーとディーキーに言い寄られたい←
いや、それより3人でキャッキャっておかしでも食べながら楽しくテレビでも見て過ごしたい。
ふたり可愛すぎるから(妄想暴走失礼)


フレディとの婚約、婚約破棄などについてまとめました↓
【ボヘミアン・ラプソディ】キャスト紹介(2)ルーシー・ボイントン(メアリー・オースティン役)

フレディはねこ大好き人間


映画のオープニングシーンから猫に餌をあげるフレディの姿。
全米ツアー中は猫に電話しちゃうし、一匹一匹に部屋を与えるほどの猫大好き人間、フレディー・マーキュリー
自宅のあるロンドンだけじゃなく、別荘があるミュンヘンでも猫を飼っていたそうですよ!
特に溺愛していたのはディライラちゃんという猫ちゃんで、
実際にデライラという歌まで作ってしまっていますw
Queen - Delilah - (Official Lyric Video)
クイーンオフィシャルより
あ~、もう歌声からしてメロメロwww
愛おしさが伝わってニヤニヤしてしまいますw
晩年は猫が大好きすぎて、猫がプリントされた服まで着てしまってるフレディ
いやもう本当最高ですね。
愛しきデライラ (2011 Remaster)
フレディの家には日本のものが溢れてた
80年代、フレディが買った家の中にはたくさんの日本の物が溢れていたことに気づきましたでしょうか?
フレディのソロ話で揉めるシーンでガッツリ映ってたのですが
最初全然気づかなかった私。映画2回目でやっと気づきましたw
そこには沢山の壺、リビングの奥にあるダイニング?には
どどーんとアンティークの着物が飾ってありました!
き、着物ってインテリアになるんだな~。素敵すぎるなこれは・・・と思ってしまいました。
着物以外にもフレディがメアリーとスタンドの明かりをつけたり消したりしていたピアノがある部屋には日本絵画。
そしてソロアルバムを制作していたミュンヘンの自宅の玄関には金閣寺の御札まで!
日本愛が溢れたインテリアでした。
これには天国のフレディも満足してそうだな~^^
実際、フレディは日本に来るたびに沢山買い物をしていたようですし、
お忍びで来られた時には、ホテルの部屋を2つ予約し、ひとつは寝泊まりする部屋、もうひとつは買い物したものを置いておく部屋として利用していたらしいです。
ホテルの部屋に段ボールが埋め尽くされる、軽く引っ越しでもするんか?ってレベルのお買い物ってすごいな~。
そして亡くなるまで過ごしたロンドンにある家の庭は日本庭園だったそうです。
しかもわざわざ日本から庭師を雇う本格ぶり・・・
しゅ、しゅごい。しゅごいぞフレディ・・・
来日してから日本の美術品に夢中になったフレディですが、
デビューアルバム「戦慄の女王」の裏ジャケットに乗っている数々のファンシー写真。
実はあの写真を撮影した場所はフレディが当時住んでいたアパートらしいのですが・・・
んも~!と~ってもおしゃれじゃないですか!?
インテリアセンスまで抜群だったのね・・・フレディ・・・
後ろのキャビネット?棚?がおしゃれすぎて・・・ほしい!
「映画ボヘミアン・ラプソディ」の中で、バイセクシャルだとメアリーに告白するシーン。
あのフレディの部屋となんだかインテリアがそっくりですよね。壁紙の色とかほぼ同じな気がします。
もしかしたらこの写真を参考にして映画の美術さんが頑張ったのかしら~?
フレディの美術品チョイスのセンス、かなり好きです私。
フレディの部屋着は着物の長襦袢。映画の着物は日本人ディーラーから仕入れていた!
そしてフレディは部屋着が着物だったという凄すぎるスターエピソードがあるのですが、
映画の中でも着てましたね。
なんと映画で使用されている着物は、ロンドンで活躍されている日本人ヴィンテージディーラー
Sugar & Son Vintageさんのお着物だったようです。
映画のファッションコーディネーターが買い付けに来ていたのでしょうか?
フレディが身に着けていた長襦袢?などは外人さんウケがよさそうな素敵な柄でした。
Sugar & Son Vintageさんはたまに東京でも出店されているようなので
映画で気になった方はSugar & Son Vintageさんのinstagramやブログをチェックしてみてください♪
追記
長襦袢を決めたボヘミアン・ラプソディの衣装スタッフさんに
領収書は「Bohemian Rhapsodyで」と頼まれて思わず笑ってしまったそうです!^^
確かにそれは吹くwww
こういった映画製作裏話を知れて本当に嬉しいです!><
Sugar & Son Vintageさんは他のミュージシャン映画で衣装提供をしているようなので、
これから公開されるミュージシャン映画の衣装に大注目です!!

女優、マレーネ・ディートリッヒのポスター
フレディの家にマレーネ・ディートリヒの大きなポスターが貼ってありましたね。
フレディはマレーネの大ファンだったようです。
今回の映画はフレディの好きなものが部屋に溢れてるわけですね!
マレーネはドイツの女優さんです。私の母がマレーネが好きで
私自身も子供の頃に「情婦」という映画を見たくらいですw
ものすごい美脚の持ち主で
「この人脚に保険かけてるんだよ~」なんて教えてもらったことを覚えています。
クイーン2のジャケットのフレディのポーズはマレーネポーズらしいです!
クイーンII
ソロ活動に一番積極的だったのはロジャーだった?
映画の中ではフレディのソロ活動がきっかけに、バンドの仲が悪くなりクイーン休止状態だったわけですが、
実際はそんなこともなく・・・休止状態という時期はありませんでした。
また、映画の中ではロジャーが「いくらだ!?」と契約金に噛みついたりしていましたが、
実際一番最初にソロ活動を開始したのは、なんとロジャー・テイラーでした。
1977年には実費で限定3000枚のソロシングル「アイ・ウォナ・テスティファイ」を発売。
限定品とはいえ、結構初期の時期にソロ活動を開始していたのですね~。
まあ、クイーンはジョン・ディーコン以外はみんな歌えるので、ソロ活動は必然的だったのかも。
そして1981年にほぼ全ての楽器を自身で演奏した初のソロアルバム『ファン・イン・スペース』を発表。
クイーンは政治的な発言はしないロックバンドとして有名ですが、ロジャー個人の活動では反核ソングなども歌っていたそうです。
解散騒動について&ライブエイド直前のクイーンは日本公演を行っていた
映画の中ではフレディがソロの契約をしてグループと険悪となり
しばらくバンド活動をしない描写がありましたが、
ライブエイドの前に何年もバンド活動をしなかった時期などはなかったそうです。
実際ライブエイドがあった2ヶ月前には日本にも来ているのです!
ただこの時期から各自ソロ活動が目立ち始めていたので険悪な仲になっていたのは確かだそう。
解散直前からライブエイドの復帰まで時系列で説明すると
1984年10月5日
当時、南アフリカ政府は白人中心のアパルトヘイト政策を敷いていた。
これに対してイギリスの音楽家ユニオンは自国のミュージシャンが同地でコンサートを行わない事を宣言。
しかしクイーンは南アフリカのサンシティでライブを強行し、帰国後国内外から批判の嵐を受ける。
音楽家ユニオンは制裁金を課し、クイーンはイギリスの音楽業界から干されてしまう。
1985年1月
ブラジル・リオデジャネイロのロック・イン・リオで「Break Free」を
ミュージックビデオを同じ女装姿で熱唱すると
ステージにあらゆるものが投げ込まれるほどの大ブーイングを受ける。
1985年4月5日
初めてのニュージーランドで公演をするも、
宿泊先のホテルやライブ会場に南アフリカでのコンサートを非難するデモ隊が集まる。
そして1985年5月9日
世界各国でブーイングを受けてきたクイーンを暖かく優しくいつも通り迎えたのが日本でした。
ブレイクフリーの女装姿にもノリノリで喜ぶ日本人w
当時の公演を行った人の口コミをネットで見ているといつも通り盛り上がっていたそうですよ。
相変わらず女性ファンが多かったようで黄色い声援が飛び交っていたとか^^
日本ではブライアンとジョンは家族を連れて休暇を楽しんでいたそうです。
この日本での暖かい歓迎からの~ライブエイドだったようですね!!
私、なんも関係ないけど、なんか嬉しいです(´;ω;`)

この時系列のソース記事はこちら
クイーン最後の来日公演は解散寸前のライブだった!
https://www.musicvoice.jp/news/20150515026849/

こういった記事を見てしまうと、
やはり映画でも日本との関わりを深く取り上げて欲しかったかもと思うのでした・・・
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エイズ告白時期
映画ではストーリーをドラマティックにするため0ライブエイド直前にクイーンのメンバーにエイズを告白しています。
しかし実際フレディ自身がエイズを患ったのは1986年~1987年の間ではないかと憶測されています。
ライブエイドを開催したのは1985年7月。
この時点ではまだエイズに感染していない。もしくはフレディ自身気づいてない時期となります。
しかし1987年にエイズだと知ったとして4年ほどで亡くなってしまうのはとても悲しいですね。
リアルタイムでフレディが痩せ細っていく姿を見ていたファンの方はとてもショックだったと思います。
1985年には確かにタンクトップでムキムキでライブエイドで全世界を魅了していたわけですからね・・・(´;ω;`)
I Want To Break Freeはゲイのための歌ではない
映画の中でMTVにミュージックビデオを放送禁止にされたI Want To Break Free
この歌はフレディがゲイのために作った曲。もしくはゲイを隠したくない、自分を解き放ちたいことを書いた曲なんじゃないか
なんて噂が流れていましたが。
これは誤解です。
実際フレディ自身も「ゲイのための歌ではない」と否定しています。
だってこの歌は
結婚して子沢山のジョン・ディーコンが書いた曲なのですから!
先日放送されたクローズアップ現代プラスのクイーン特集でも
まるでフレディが女装したかったおじさんだったかのように取られかねない編集でお送りしてましたが・・・。
実際はそんなことないんですね~。
というかむしろ彼らはこのビデオをジョークで作っていて、日本で言ったらドリフとかのノリだと思うんです。
そして女装しようぜ!と案を出したのは、一番可愛らしく仕上がった女子高生ロジャーの案なのです!
厳密にいうと当時のロジャーの奥様のアイディアだそうですよ。
奥様超GJですね!
Queen - I Want To Break Free (Official Video)
Queenオフィシャルより
それにI Want To Break Freeのミュージックビデオって女装に目が行きがちですが
本編って女装の後ですよねwwww
カオスすぎてwww
I Want To Break FreeをAmazonデジタルミュージックでダウンロード
でもこの歌私純粋に歌詞が好きでして。
ビデオ通りに掃除機かけながら「家事から解放されて~」って歌ってますもんw
実際のアルバム制作の時系列
映画を見ていて私が混乱したのはアルバム発表の時系列
「前作を超えろ!」のセリフで「ぼへ・・?今どこのアルバムや」と頭が混乱したのは私だけじゃないはず。
1stアルバム制作時にレコーディングしていた
「輝ける7つの海」は2ndアルバムの楽曲
ジョンの車を売り払って製作していたアルバムは「戦慄の王女(Queen)」だと思うんですが。
このシーンでは「輝ける7つの海(Seven Seas of Rhye)」をレコーディングしていました。
しかしこの曲は2ndアルバムの「Queen2」に収録されている楽曲です。
ファーストアルバムにも確かに「輝ける7つの海」は収録されていますが、こちらはインストゥルメンタルバージョン。
映画では「フォエバー」の音の振り方にだいぶこだわってましたが、2ndアルバムに持ち越して、
1stでは予告編みたいにしたんですね~
「前作を超えろ!」の前作とは「シアー・ハート・アタック」のこと
マイク・マイヤーズが演じたレイ・フォスターの一言
「前作を超えろ!」この言葉で私はてっきり1stアルバムのことだと思っていたのですが
彼らが製作していたのは「ボヘミアン・ラプソディ」
レイが言う前作とは3枚目のアルバム「シアー・ハート・アタック」のことでした。
なので彼らが田舎のコテージで合宿しながら製作していたアルバムは
映画でも紹介されてた通り「オペラ座の夜」
映画の中ではとんとん拍子にスターになるもんだから頭がついて行かなかったw
「We Will Rock You」の頃のフレディはまだおヒゲスタイルじゃない
映画の中で80年代に入った頃からフレディの容姿がヒゲスタイルに変わり、
6枚目のアルバム「世界に捧ぐ」に収録されている「We Will Rock You」を製作していましたが、
実際「We Will Rock You」を発表したのは1977年代。
そしてフレディも髪の毛はまだまだ長めでした。
「映画 ボヘミアン・ラプソディ」はクイーンのあくまでも「映画」です。
ストーリーを盛り上げるために時期のずれや事実との相違があるのは
他の映画でも言えることなので、許容範囲なのではないでしょうか。
実際映画を見て事実と違うところを見つけるのもなかなか面白いですし^^
でもリアルタイム世代のファンからしたら譲れない部分もあるかもしれませんね。


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