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コールドケース 第9話「サイン(Sherry Darlin')」
米国放送日:2003年12月7日
監督:レイチェル・タラレイ
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コールドケース作品紹介 > コールドケース シーズン1 エピソードリスト(シーズン1まとめ) > 第8話「蝶々(Fly Away)
コールドケース 第8話「蝶々(Fly Away)」
米国放送日:2003年11月30日
監督:ジェームズ・ホイットモア・Jr
視聴者数:1,646万人
監督のジェームズ・ホイットモア・Jrは他に第15話「ダンス・パートナー」や第33話「フリーペーパー」の監督もしています。
他に「ビバリーヒルズ青春白書」や「ロズウェル~星の恋人たち~」たちでも監督をしているエピソードがあります。
☆今回のエピソード「蝶々」はAXNなどの放送局が人気投票をすると必ず上位にランクインしていた名作です(´;ω;`)
簡単なあらすじ
2年前の2001年に母子が窓から投げ飛ばされる事件が発生。
ベテラン刑事が担当していたにも関わらず事件は未解決だったが、
遂に母親が2年の昏睡状態から目を覚ます。
今回の事件
2001年5月21日 トーヤ・マイルズ事件
母子が窓から落とされる事件が発生。
子供(トーヤ)は即死、母親は昏睡状態に陥り2年が経過する。
当時の担当はビリー・マーキンズ。33年のベテランでも犯人を割り出せないでいた。
当時関わっていた人物たち(※ネタバレ含みます)
※ネタバレ含みます
ロージー・マイルズ
トーヤの母親。17歳の時にトーヤを身ごもる。シングルマザー。
3年前に酒気帯び運転で保護観察処分になっており、父親からは虐待されていた。
ジョシュ・フリーリー
ロージーの保護観察官。
アパートの管理人
ロージーのアパートの管理人。
事件当時黒人の男が走って出てくるところを目撃。黒人嫌いでもある。
エンジェル・リヴェラ
トーヤの学校の清掃員で何度がロージーと関係を持つが、子守りが嫌になりすぐに別れる。
マクリーン・マカウスキー
ロージーの父親。
ロージーが子供の頃に性的虐待をしていた。
ロージーに助けを求められるもアパートの前まで来て引き返す。
フィリップ・ウィリアムズ
18歳の黒人青年。当時トーヤの学校で働いていて、夜にはピザ配達のバイトをしていた。
犯人&犯行
※がっつりネタバレです
保護観察官のフリーリーがトーヤに手を出そうとしたところをロージーに見つかり、
ロージーからトーヤを引き離してやると脅す。
パニックになったロージーの元にはいつも残り物のピザを配達してくれるフィリップがやってくる。
フリーリーがトーヤを連れ去りに来たのだと勘違いしたロージーは、トーヤを抱きかかえ窓から飛び降りる。
第8話「蝶々(Fly Away)」の感想
つらい。
この話何回か見てますが、久しぶりにというか、親になってから初めて見てみたら
つらい。なんて言ったらいいか・・・。見終わった後泣きすぎて頭痛くなりました。
とりあえず、保護観察官フリーリーはクズすぎて怒りに震える。
ラストシーンではフリーリーの被害者と思われる母子が集まってました。
今回の事件では殺人犯ではなかったけど、これまでの悪行では証人が沢山いるようなので、アメリカってこともあり重い刑になると思われますね。
最後のリリーたんの睨みに凄みが感じられましたね!
そんなリリーたんも事件を調べていくうちにロージーと自分の母親や生い立ちと重ね合わせてしまい、
ロージーに冷たくない?とスコッティから突っ込まれるシーンも。
今回の話でリリーの生い立ちがどんどんわかってきましたね。。。
リリーの経験上、子供作っておいて世話をしない親に怒りを感じつつも、
シングルマザーと子供を利用する男たちにも怒りを感じて今回のリリーたんはどっと疲れただろうに。。
しかしどんどん調べていくとロージーはトーヤを本当に愛していて心が救われた。
だからリリーも最後はちゃんと結末を優しく伝えて、ロージーをちゃんとした施設に送り届けたんだと思います。
刑事としての目線だけならいいのですが、恵まれない子供としての目線もリリーにはわかるから、
両方からの目線で仕事をしなきゃならないのはキツかったと思います。
そして弱い立場であるシングルマザー、女としての目線も考えると・・・頭痛くなりますねこれは。
ロージーはロージーで酒気帯び運転しちゃうし、ダメな母親のレッテルを張られてる(実際リリーもそう見ちゃってた)
お遊戯会では泣きながら娘を見つめちゃうし、傍から見ると関わりたくない親かもしれない。
しかし彼女は彼女で実の父親から性的虐待を受けていたため、そういう空気をすぐに察知し娘を守って行動に移してしまった。。
すべてのタイミングは悪かった。悲しい事件です。
しかしこれ、日本では親子心中というものがあるので日本だったら簡単に解決されそうだな。
クローザーでは「親子心中(OYAKO SHINJU)というものが日本にはあって~」みたいな話がありました。
親が子供を殺すわけ!?ってみんな顔をしかめてたっけ・・・。
親子心中って日本特有なのか・・・?ってその時初めて知ったな。。
ラストシーンではリリーはスコッティに言われた「ひとつでもあったでしょ?幸せだと感じたことが」の言葉を受け止めて、
小さかった頃のホームビデオを見ていました。
リリーと母親が一緒に雪の上で天使ごっこをしてるビデオ(´;ω;`)
このビデオを見て、幸せだったと感じるのもなんだか悲しいことなのです。
毒親でもやはり親は親・・・なんだと、幸せだったと思ってしまう。。
悔しいけど、楽しかった思い出はあるものなんですよね。。
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